高校の普通科を卒業し、池田電気工事に入社しました。
就職活動をしている中で学校に求人票が来ていまして、それに応募したというのが入社のきっかけです。
「普通科から工事会社に就職」と言うと驚かれることもあるのですが、父親が建築関係で働いているので、昔から工事関連の仕事に関心があったんです。

また、高校の授業では物理など理数系の科目が好きで、特に電気系の内容に興味がありました。
それと、いまの仕事とは分野が違いますけれど、当時イルミネーションを見に行くのも好きだったので。
「就職するなら建築関連で電気系の仕事をやりたいな」と思い、電気工事の道を選びました。

入社当時は、作業を指揮する職長や職人のもとに付き、「電気工事の現場でどのような仕事が必要になるのか」、現場で行う工事を自分自身で体験するところから始めました。
例えば、マンションの工事をするとして、壁のスイッチの配線をつないだり、部屋の中のコンセントや照明器具を取り付けたり。
最初の1年くらいは、実際に電気工事を行う職人の仕事を覚えるという感じでしたね。

その後は、上司のもとで施工管理の仕事を学びました。他業者との打ち合わせの流れ、確認すべきことなど。
あとは、上司が担当する現場の図面を描く手伝いです。
スイッチやコンセント類の設置場所を描き入れ、上司に確認してもらい、問題なくできるようになれば次は配線を描き入れるようになって。
徐々にできること、任せてもらえることが増えていきました。
私は普通科で、工事関連の専門的な仕事・指導が難しいかとも不安に思っていたんですけれど、聞けば丁寧に教えてもらえるので、自分のペースで着実に仕事を覚えていけたように思っています。

「工事会社」と言えば、残業が多くとても忙しい印象を持たれがちですが、私自身はプライベートの時間も十分取れています。
平日は定時である17時に退社できることが多く、自宅でのんびり過ごしています。
お酒が好きなので、晩酌しながら好きなアニメや動画を見ることが日々のルーティーンです。
休日もアクション系の映画を観るなど、家のことをしつつ自分の楽しみに使える時間がとれています。
仕事の進捗状況によっては土曜日に出勤する場合もありますが、必ず出勤というわけではないので、基本的には土日・祝日はしっかり休めると思います。
私の場合は、上司から「もう少し有給とってね」とお願いされることもあるくらいです。笑

職場としては、すごく働きやすいと思います。
現場の職長や職人、他業者の方々、いろいろな人と関わることが多いですが、わからないことも聞けば優しく教えてくれるし、気さくな感じで話してくれる人ばかりなので、とてもいい環境で働かせてもらえているように感じています。
電気工事の仕事を依頼する職人もある程度は決まっているので、顔なじみの方が多く、忘年会などを通して交流する機会もあって、どこの現場も仕事がやりやすい状態にあるのかなと思います。
電気系や工事関連の仕事に興味があるのなら、ぜひ、施工管理の仕事にチャレンジしてほしいですね。